手術後の傷跡について | なつクリニック美容皮膚科・形成外科

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手術後の傷跡について

~手術後の傷跡について~ 帝王切開後の腹部の傷跡など。

形成外科の診療には、傷の処置、傷跡の治療というのも重要な位置をしめます。
一般的に事故などで怪我した場合には、傷跡がのこってしまったら病院に行こう!と思われるかもしれませんが、手術で生じた傷跡の場合、その手術対象となった基礎疾患が治ってしまうと担当医にも相談をしにくいためか、傷跡そものは放置されることが多いように思います。

今回の内容はコラムというよりも、これらの症状で悩む方に少しでも参考になればと思います。

たとえば帝王切開後の傷が、徐々に肥厚をしてくるといった例があります。
出産も終えて、育児に忙しく、たまに病院に通うとすればそれは小児科の方が多かったり、とても多忙な時期に、傷が肥厚してきて赤みを増し、そのうち痛みを生じてくるということがあります。
体質により、外陰部に近い有毛部にはケロイドを生じやすいので、ケロイドになることも
ありますが、大半は肥厚性瘢痕といって、全体の傷のうち、中央付近に特に症状がでてきます。

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