肌の自己再生を促し若返り「リジュラン®」
ポリヌクレオチド「リジュラン」
リジュランは、「ポリヌクレオチド(PN)」を有効成分とした、肌の若返り、肌弾力の改善、皮脂水分バランスの改善を促す新しい治療薬です。このポリヌクレオチド(PN)は、皮膚の治癒活性剤としての作用があり、これを皮内に注射することで、自己の肌再生力が高まり、お肌の悩みを改善してくれます。PNに関しての作用機序などは今後詳しく書いてまいります。
さて、このポリヌクレオチドの薬剤はすでに先行する韓国ではすでに実績がありますが、ポリヌクレオチド製剤のリジュランが出る前までは、PDRN(ポリデオキシヌクレオチド)製剤が多用されており、日本でもその治療を行っているクリニックはありました。ポリデオキシヌクレオチド製剤による治療は、サーモンから抽出され製造されているため、「サーモン注射」という名前で広まっているのですが、日本では治療は行われているものの、「サーモン注射」というん前ではそれほど大ヒットはしていません。「サーモン注射」って名前が悪いんじゃないかと私は思うのですが・・・。
さて、この度、ポリデオキシヌクレオチドにかわり、より即効性のある、ポリヌクレオチドが2%含まれている「リジュラン」を使用し多数治療されている海外の先生方の講演があり、その効果を見て、当院でも早速導入を決定いたしました。
リジュランによる効果
効果は多岐にわたり、今後また詳しく書いてまいりますが、大きくは2つです。
1)皮膚にハリがなく、こじわが気になる方
2)皮脂過剰で赤みの気になる方
皮膚にハリがなく、こじわが気になる方
本来は、1のタイプや、他の治療ではなかなか難渋する目元の小じわに最適です。この治療がすごいなと思ったのは、数回治療することで、ハリがでるだけではなく、自ずから皮膚が若返って、内側からもハリがでるように、まるでサーマクールをした後のようにふわっと持ち上がった印象がある方が何名も提示されていることでした。
赤みの気になる方
こじわとは別に、PNによる抗炎症作用で、赤みのある肌も赤みが落ち着き、自然な透明感のある肌になります。一般的には1と2はまったく異なる肌の持ち主、ということになりますが、PNがさまざまな力を持っていることで、どちらも改善しうるということです。軽度の脂漏性皮膚炎の赤みのある方や、40代以降で頬の赤みがある方などもきれいなトーンになっていました。
私自身は1にあたるので、この治療をなんとか自分で受けてみたいと思っています。
笑った時に法令線外側にこじわができる人にも有用です。きっとここにあの先生方の写真が提示できれば、みなさん飛びつかれることと思いますが、当院でのモニター様の募集は5月末をもって終了いたしました。ありがとうございました。
料金
リジュラン治療は気になる小範囲の治療だけであれば13000円から。フルフェイスの治療で50000円~70000円(使用量に応じて)となります。料金は使用量に応じます。
当院では、水光注射の機器を利用して、ダウンタイムを短く、気づかれにくいように治療をご希望される方が多いです。リジュランは粘度が高いためそのままでは水光注射で使用するのは難しいですが、どうしてもダウンタイムが嫌だという方が多く、独自の方法で水光注射でも実施可能です。
皮膚が薄くて、それが悩みという方や、アトピー性皮膚炎などで日頃から皮膚トラブルがあり、それによって生じたエイジングサインに対して治療を行うのにも、リジュランは適していると考えます。
リジュランシンポジウムでの院長の発表(2015/11/01)に 関するブログはこちらです。