新しいヒアルロン酸「ボリフトXC」が承認 | なつクリニック美容皮膚科・形成外科

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新しいヒアルロン酸「ボリフトXC」が承認

ジュビダームシリーズに新しいヒアルロン酸「ボリフト」が仲間入り

アラガンボリフト

「ボリフトXC」とは

アラガン社製「ジュビダームビスタ」VYCROSSシリーズの新製品で、同じ種別のヒアルロン酸としては、日本で現在最も使用されている「ボリューマ」があります。 そのボリューマに続く製品として、6/1に製造承認がおり、8/27より正式に国内発売となります。

ボリューマよりもさらに滑らかで、顔のしわや溝の修正がメインとなり、やや皮膚の浅い部分や、スムースに仕上げたい部分に使用できます。
ボリフトXCは、日本と同様の医薬品・医療機器の承認制度を有する米国をはじめ、EU、カナダ、オーストラリアなどの世界各国で承認され、すでに多く使用されています。

ジュビダームバイクロスシリーズとは

アラガン社独自の技術で、高分子ヒアルロン酸と低分子ヒアルロン酸を高効率で架橋する技術です。
ヒアルロン酸の網目構造がより密になることで、長期持続性を持ち、周りの水を取り込みにくく、水っぽく腫れてくることが少なくなっています。(ゲルの膨潤性が低減)

ボリューマとの違い

ボリューマは1mlあたりに、20mgのヒアルロン酸ナトリウムを含んでいますが、このボリフトは17.5mgです。
その違いは具体的には、ボリューマの方が弾性がやや高く、凝集性といって、「広がりにくい性質」もボリューマの方がやや高いです。すなわち、ボリフトの方が硬さを感じにくく、よりなじませやすいという違いがあります。

ボーリフトは、ボリューマよりも、滑らかで、すこし柔らかいイメージです。

ボリフトが望ましい部位

ボリューマは骨や組織の減少した部分をメインに補い、このボーリフトは法令線や、頬のこけなどの浅い部分などを治療するのに適しています。

・法令線、マリオネットライン
・頬のコケ
・こめかみと頬の段差の修正、浅い部分の段差の修正など

ヒアルロン酸による治療で、「部分的にコロコロと硬く感じる部分があった」という経験がある方には、
こういった製品がより適していると言えます。

よりプレミアムな製剤

柔らかいだけのヒアルロン酸なら、他の未承認製剤にも多数ありますが、長期持続性で、水を含みにくく、見たままの結果が長続きするのが 「ボリューマ」「ボリフト」の特徴です。

なつクリニックでは

ボリューマをはじめ、様々なヒアルロン酸を適材適所で使い分けています。
全体的に組織がしっかりボリュームがあり、皮膚の厚みのある方では、従来通り、ボリューマをメインに治療することも可能です。
しかし、皮膚や脂肪の薄い方では、より自然な仕上がりを求めると、深い部分にはボリューマ、やや浅い部分いはボーリフト、と使い分けていくことで、より自然で、直後から違和感のすくない治療へと導けます。

なつクリニックでは、これらの製剤を使い分けながら、患者様のご予算、望まれる結果に応じて、ご相談しながら進めて参ります。

料金

1本 80000円(消費税別)

今後の展開

アラガン社では,世界ですでに各種ヒアルロン酸の承認が行われ、使用されています。
日本でも、目もとにより使用しやすい製剤や、皮膚の質感を改善する目的のヒアルロン酸などが未承認ですが、
今後順次承認取得、発売されるのが期待されるところです。

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