トラネキサム酸メソセラピー
トラネキサム酸メソセラピー
肝斑の治療に対して「レーザートーニング」という治療がありますが、当院ではこの治療を行っていません。正しく治療されればよいのですが、安易に「レーザートーニング」を行って効果が出ていない、もしくは色素脱失を起こした例などが現在増えてきており、学会でも多少議論はされてきましたが、症例件数が増えるにつれ医師間でも論争に発展してきています。
当院では従来よりレーザートーニングは行っておりませんが、このスタンスは今も変わっていません。一部不可逆性の色素脱失なども見られているようですので今後注意してみていきたいと思っています。
レーザートーニングよりもメソセラピー!!
さて、トーニングでも非常に良い効果を出されている先生も一部いますが、当院のお勧めは「トラネキサム酸メソセラピー」です。
内服でもトラネキサム酸は使用しますが、そのトラネキサム酸を極細の針で皮膚浅層に浸透させていく方法です。どうしても内服が困難な方にもおすすめできる方法です。
所要時間・料金
効果の発現までに1か月ほどかかりますが、内服、外用のみではなかなかよくならない肝斑の方に実施しています。塗布麻酔の前処置を行い、所要時間は45分ほどです。1回18000円です。こんな方法もあるよ、ということでご紹介させていただきました。
花粉、PM2.5、強い乾燥。 肌が痒くなる要素が満載の今の季節 😥 。皆さまお気を付けください。