なつクリニックのイントラセルは、なぜこんなに安いのか。 | なつクリニック美容皮膚科・形成外科

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なつクリニックのイントラセルは、なぜこんなに安いのか。

なつクリニックでのイントラセル

今回はイントラセルについてのお話です。

ちょっといやらしいタイトルになってしまいました。医療では、安売りはだめだとよく言われています。実際、安かろう悪かろうというのは存在します。たとえば大々的に宣伝され、低価格が全面に出て宣伝されているものでは、何をどれだけ使用したのか、信用できないことがあるのも事実です。もちろん当院ではリピーターの患者様に支えられており、いかに良い結果を実感していただくかを心がけ、日々努力しておりますので、そのようなことは致しませんが、イントラセルの価格だけは、他施設に比べてかなり安いのではないかと思います。

当院でのニキビ治療

その理由は、当院のニキビ跡治療の歴史にあります。当院では、フラクショナル炭酸ガスレーザーを使用して、ニキビ跡の凹みや盛り上がりを改善する治療をおこなっていますが、治療開始当初はかなりの苦労がありました。その頃は、この治療が行われるようになってまだ日が浅く、一部のエキスパートの先生方だけがこの治療を行われているような状況で、日々試行錯誤でした。結果を求めると色素沈着する、色素沈着を覚悟してもらってしっかり治療をしても、やはり長引く色素沈着や赤みは精神的に負担になる、など。当院がフラクショナル炭酸ガスレーザーのエコツーを導入したのは比較的早かったので、高名な先生方の意見を伺いながら、最適な照射法を探りながら実施していました。
これらの試行錯誤を通して、ほぼ色素沈着を起こさず、より受けやすく、効率的に治療を受けていただけるように照射方法も工夫してまいりました。

エコツーかイントラセルか?

元々、ニキビ治療の患者様が多かったことと、エコツー治療を求めて来院してくださる方が多かったので、この7年間で相当数のニキビ跡の患者様の治療を行ってきました。
今もフラクショナル炭酸ガスレーザーをもつ施設はそれほど多くなく、ニキビ跡治療はどちらかというとマニアックな治療です。さらにマニアックに、ニキビ跡に対するフラクショナル治療機として、このイントラセルを導入いたしましたので、患者様からも「エコツー」がいいのか、「イントラセル」がいいのかという質問を多く頂きます。

私自身は、エコツーでは減弱してしまう真皮深層への熱エネルギーを、イントラセルで補うのが良いと思っているので、 浅い層にはエコツー、深い層にはイントラセル、このどちらかを違うタイミングで行い、同時に成長因子(PRPなど)で結果をより良くしていくのが重要だと思います。(ただし、エコツーとイントラセルの両方を必ず、という訳ではありません。にきび跡のタイプによっては、どちらか一方をお勧めすることもあります。)

効果の面ではどちらも優れた治療なのに、イントラセルの治療費が高いという理由でイントラセルを治療選択肢から除外されることがないように、むしろエコツーと並列で検討して頂きたかったので、治療費用を「エコツーに揃えた」というのが、値段の根拠となっています。イントラセルは、他院価格をほとんど見ずに、平均も調べずに、エコツーに揃えてしまいました。手間も時間もエコツーよりはかかりますが、高いという理由で治療候補から外して頂きたくなかったので。
ただイントラセルの針のチップ代は初回は別途負担いただいております、すみません。(2回目以降は滅菌代や諸費用として5000円追加)

こうした理由で、顔全体のイントラセルでも、部分治療でも、チップ代を除いた基本治療価格はエコツーと同等とし、鼻の毛穴などの狭い範囲だけをご希望の方は、チップ代と1万円〜という設定となっております。intraceltip

最近では、にきび跡や毛穴の治療目的でエコツーをご希望で来られる方には、ほとんどイントラセルによる治療の詳細もお伝えしています。ダウンタイムの兼ね合いで選ばれる方もいらっしゃいますし、イントラセルに関しては必ず痛みを伴いますので、それらも考慮しないといけません。価格以外の決定要素もありますし、まずは肌を見てから、にきび跡のタイプを拝見してから、何が適しているのかを決定していきます。
夏は、紫外線リスクと、マスクをしにくいことから、アブレーティブな治療よりも、イントラセルの方が、受けやすくなります。お盆を利用して、また一時帰国を利用して、という患者様も多いです。
他の治療よりも痛みはありますが、「イントラセル」も選択肢の一つとして、ご考慮いただけたらと思います。

イントラセルの詳細は「ウルトラセル」の項目をご覧ください。

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